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緑の木立ち、谷間のせせらぎ、清澄な空気など、美しい自然環境を有する信楽高原。
その美しい自然と理想的な地形を存分に生かし、
格調高いストラデジックを意識してレイアウトされた27ホールズは、
1977年から20年近くにわたってPGA男子プロテストが開催され、
多くのプロゴルファー誕生の舞台として、その名を全国に轟かせてきた。

「プロテスト開催コース」という知名度に甘んじることなく「世界に通じるゴルフ場」をめざして、
2000年には名匠ロバート・トレント・ジョーンズJr.氏による大改造を断行。
ベントワングリーン化はもとより、ジョーンズ独自の戦略性と
造形美を兼ね備えたダイナミックなコースデザインに伝統がミックスされ、
日本人プレーヤーに愛される今までにない
新しいジョーンズスタイルのトーナメントコースへと変貌を遂げた。

近年はグリーンクオリティが秀逸で、グリーンスピードは年間通して10フィート前後を維持。
コースが美しいのは当然として、フェアなセッティング、グリーンの硬さや均一な転がり、
適度に引き締まったフェアウェイなど、ゴルフ本来の質にこだわったメンテナンスが光る。

ロバート・トレント・ジョーンズJr.は世界的に名高いコース設計家で、
世界各地で300以上のコースを造る。
設計哲学「危険と報酬」を自然と調和させ、
戦略性と見た目の美しさを融合させたコースデザインが特徴。

開場から35年を経過した2008年からは、クラブハウスのリノベーションに着手。
年齢を重ねてできた風格と伝統にふさわしい、シックでシンプルモダンな山荘風の佇まいは
メンバーシップコースらしい温かみと寛ぎが漂う。